ホースリールの水漏れ修理

Submitted byshin on土, 2014-06-14 09:09

親父から「ホースリールが水漏れしているので修理に」の応援要請があったので実家へ(といっても自宅から車で5分位の所なんだけどね)。

このホースリール、私が実家に住んでいた頃からあったので…20年物かな?プラスチック部分は劣化したけど、核部分はまだまだ使えるってのがすごい。
早速ブツを見ると親父の苦労の跡が多数。
重要なのはオリジナルがどうなっていたか?なんだけど、親父もお袋も山登り中なので聞く術がない。分解して様子見。


本体から突き出ている部分の外周に溝が2つあって、外側の溝はきれいなのに内側の溝が汚れている。被せの方を見ると内側の溝にあたるところに穴が開いているので、外側の溝はOリング用、内側の溝は固定用なんだろうと推定。
被せにある穴はねじ穴じゃなくて単なる穴。多分留め具がはまっていたんだろうけど分解したときに飛ばしちゃったんだろうなぁ。(しばらく庭を探したんだけどみつからず)

心配なのは、端面にOリングが必要なのかどうか。ただ、普通のOリングだと厚みがありすぎて被せがきちんとはまらない。もしつけるとしたら薄型のOリングじゃないとダメ。



で、ホームセンターに行って部品集め

ただ、購入したいものが標準部品じゃないので、何をベースにするか、でもって、そのベースをどう加工すればいいか?となかなか考えるのが大変(2時間近くホームセンターを徘徊していた)

最終的に購入したのは、(1)平型のOリング と (2)真鍮の釘
結果的に、
(1)薄型のOリングを使っても、被せがはまらないので使えなかったし、使わなくても水漏れはなかった。
(2)真鍮の釘は、ディスクグラインダーで、長さを5mm位、釘の頭を薄く加工。


組立&仮運転(散水)で問題ないことを確認して、完了!

ステンレスは丈夫で長持ちするんだけど、細かい部品の寿命が先に来てしまうのでバランスが悪い。
やるなら標準部品で構成してもらいたいなぁ。
まぁ、こうやって自前で修理する人は少数なので、適度なタイミングですべての部品が崩壊するのがベストかも